生徒たちのために 。。。
こんにちは。札幌の英語教室、AdELです。
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先日、毎日新聞のwebで、ちょっと困った記事を見つけました。
京都府の公立中学校で、実力が十分ではないと思われる英語教員に対し、
予算を組んでセミナーを行ったそうです。
研修後も、目標点のTOEIC730点(英検準1級相当)に達しない教員が多いという記事です。
具体的な数字では、対象教員150人のうち74人がセミナーを受講して、
目標に達した教員は16人。(全体の約10%)
セミナーに参加しない人が半数を超えているのも、残念なことです。
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全国の公立中学英語教師の7割以上が英語準1級(TOEIC730点)を持っていません。
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北海道の中高生の英語レベルは、全国的に高くありません。
英語教員のレベルも、残念ながら同様です。
文部科学省 「英語教育実施状況調査」のデータによると、
生徒の学力は、教員の実力に関係しています。
もちろん、優秀な先生も多くいらっしゃると思いますが、
北海道の自治体では、札幌を含め、全国平均レベルに達したところはありません。
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ALT(外国語指導助手)が授業中に英語で短いスピーチをして、
彼が英語教員に、生徒にスピーチの内容を説明するように促したところ、
「うとうとして聞いていなかった」と先生が言い訳した話も聞いています。
生徒さんは、「先生、英語、分かってなかったよね~」と言っていました。
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専門学校で指導している学生の中に、TOEICが730点を上回る人が数人います。
教える技能は彼らにはありませんが、英語の実力は上です。
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生徒は先生を選べません
文科省も、教員にTOEIC730点以上、英検準1級を求めています。
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生徒たちのために、中学・高校の先生にスキルアップを!
心から、そう思います。